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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2021.10.08(ピュアラルグミはまじで笑うための食べ物)

そういえば、と思ったときにはもう遅かった。いつもの家を出る時間になっていて駅に着いたら人で溢れてた。別に早く出たところで結果は一緒だったか、と気付いた。ちなみに昨日はDisney+で『What If…?』を横になりながら見てたら地鳴りが聞こえて飛び起きた。と同時にアラートがなって念のため走って外に出た。これって正しいんだっけ?めっちゃ間違ってる気がする。そんな人見たことないし。時間を戻すとまぁホームも改札もわんさか人で溢れてた。radikoでマヂラブのANN0に集中して心を無にしていたのでなんてことなかった。気付いたら1時間も立ちつくしていて、これはこれでやばいのかもふと思った。背中の方で大人と大人がケンカする声が聞こえてきて、どうしても見ちゃった。まじで見たくなるのよ。不快感の前に興味が勝っちゃう。ケンカはすぐ終わった。終わった後どんな顔してるんだろうと思って振り返って見たら目があって気まずかった。電車が来て乗った。まじで全部意味わかんねぇなと思った。結局始業に1時間くらいおくれて着いた。他にも着いてない人だらけだった。まじで意味わかんなぇなとまた思った。もうあと数日しかこないのに最後の最後にまとめる報告書をぶつぶつ仕上げていたらもうみんな帰っていた。入社したころ指導担当だった先輩と2人になったので一緒に帰った。「名残惜しかったりする?」と半笑いで聞いてくるタイプの人なので「全然実感ないですね」と真面目に答えた。自分が入社したころに先輩の一人目の子供が産まれて、もうその子が4歳になったことと下の子は2歳になったことを聞いた。年賀状をもらったときにはまだ赤子だったのでその印象しかなかった。そんな話をしながら先輩はカメラロールを指で送って写真を探していた。人のこういう部分を見るのが好きだなと思った。奥さんが厳しいらしく「ほんとは最後に飲みにでも行きたかったけどね」と言って別れた。やっぱり名残惜しさはあるんだなって自分で気付いた。友達が食べてみて、と言っていたので帰りにコンビニでピュアラルグミのメロン味買った。グミはすべて硬くあれ、というのが自分の信条だけど口に一粒入れた瞬間大爆笑した。心情としては、ゆりやんのR-1のすべてにツッコミ入れるネタみたいな感じ。おまえなんやねん!の気持ちがピュアラルグミにすべて向けられる。どういう状態やねん。どういう気持ちで食べられてんねん。と詰問したくなる。まじで食べてみてほしい。まぶたのしたがぴくぴくする。