anomeno

神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2019.06.11

まじで書くことがねえ。先に言っておきます。超どうでもいいことを書きます。

住んでいる町の最寄駅を出る。ガールズバーのキャッチで溢れたロータリーを曲がった通りには、松屋日高屋やよい軒、家系ラーメン、回転寿司、オリジン弁当が並ぶ。誘惑である。帰りながらここでご飯を済ませてしまおうか、という誘惑である。そんな生活を続けて健康診断で痛い目を見たのだ。無視だ。せめてオリジンまでたどり着いてサラダを買おうという強い気持ちで歩く。抜けると、古い電気屋さんがある。厚っついノートパソコンが並んでいて、ふっる、と毎回思う。そのとなりにはとても良い雰囲気の美容室があって毎回中を覗いてしまう。いつも誰もいない。十字路を直進して住宅街に入る。通り沿いのアパートから部屋の明かりが漏れる。何かはわからないけど、テレビの音が聞こえる。洗濯物が干されてるのを見ると、ああ人が住んでるんだなあと思う。住宅街を抜けてまた大通りに出る。ドミノピザがある。2枚をやっちゃったとこ。いつもお客さんが座って待ってる。2枚買うなよ、と心の中で思う。さらに進むといつも閉まってるお弁当屋さんがある。開いてるのは一度しか見たことがない。アジフライ、とでかでかと書かれたのぼりに一番食欲をそそられる。青い陸橋が見える。もうすぐ部屋。