anomeno

神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2021.11.13〜15(僕の髪はもうすぐ肩までとどくよ)

13日

M-1の準々決勝の動画を見てたりPodcastの編集をしてたらすっかり夜も更けてしまって、もうどうでもいいやと思ってしまうくらいにはいつのまにか外が明るくなっていた。少しだけ寝て朝方最寄駅に着いた友達を迎えに行った。久しぶりに会っていろいろ話したりちょっと寝たりしてたらお昼になった。もう一人友達が来て自分がおすすめの洋食屋さんに一緒に行った。その後、高校からの友達の結婚式に行った。コロナ禍以降帰省できていなかったので久しぶりに会う友達ばかりだったので会えて本当に良かった。受付をばたばたしながらやった。結婚式場は「花束みたいな恋をした」で麦くんの友達が式を挙げていたところ。そのまま帰りながら歩いてみなとみらいの観覧車の下までは行けないということがよくわかった。それともあの二人は桜木町とかで二次会するために降りたのかな。それにしても結婚は本当に幸せで本当にすごいことだと思った。その一瞬のためにあらゆる人の想いが繋がってる。おれはどんなに背景の知らないひとでも花嫁の手紙というものには涙を流してしまうなと思った。帰り道、ラーメンでも食べて帰る?みたいな感じになったけど新横浜には何もなくて近くの駅で降りたけど店も閉まっていたので解散した。自分の部屋にみんなで帰って下らない話をしたりしながら寝た。

 

14日

朝、ダラダラとしながら起きた。友達と横浜駅まで行って元祖ニュータンタンメンを食べた。この店でいう辛さは何なんだろうという話になった。途中、家系ラーメンの総本山の吉村家に死ぬほど人が並んでいて意味がわからなかった。アトラクションだった。一人の友達を改札まで見送ったあとなかった友達と横浜駅周辺で時間を潰した。しかし、男二人ですることや行く場所はまじでなくて、タワレコでやっていたBiSの握手会イベントに並んでいる人の列を見ながら好きなものがある人には頭が上がらないという話になった。そりゃもちろん自分だって場所を変えればお笑いや音楽や映画とか好きなものは沢山ある。でも友達の言うこととすごくわかる。胸の底から好きなもの、みたいな感覚は意外に難しい。自分はストレッチの予約をしていたので一度別れてストレッチをしに行った。自分の身体はとても素直らしくやり始めたらするする力が抜けて柔軟になってきているらしい。その気にさせるための文句じゃない限り効果があるのなら嬉しい。ぐちゃぐちゃな骨盤といい、素直でわかりやすい柔軟性といい身体の状態と心というのは似通ってくるのかもしれない。終わって友達と再度合流して鉄板焼き屋さんでお酒を飲んだりした。誕生日のプレゼントで良い色のスウェットを貰った。BUMP OF CHICKENYouTubeライブがあったけど見れなくて、でもいいかと思った。帰ってから届いた新しいiMacの設定をしながら話したりして寝た。

 

15日

またしてもだらだらと起きた。友達は帰る支度をしながらYouTubeを見ていた。お昼頃にまた洋食屋さんに行ってご飯を食べた。駅の改札で別れた。一人になって、部屋に帰るのも寂しかったので何駅か離れた映画館でジェームズ・ワン『マリグナント 狂暴な悪夢』を見た。流石のジェームズ・ワン製ホラー。古典的な照明の点滅や床を這うスモーク、扉の向こうの漆黒がしっかり怖いしその上で物語上の驚きもある。邪悪は有害な男性性から産まれるという時代的な眼差しもしっかりある。2021年見たホラー/スリラーで一番好きかも。帰りながら野菜を買って鍋作った。一人の部屋が久しぶりすぎてやっぱり寂しくなった。明日から一週間ぶりくらいの仕事。もう仕事をする感覚を失いつつある。