anomeno

神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2021.08.26(無題にしない)

当たり前だけど、やっぱり気持ちは晴れないままだけど、それでも考え続けてみると辿り着くのは後悔ではない。行かなきゃよかったとはやっぱり思えない。別に、匿名の偏った意見になんて傷付いたりもしてない。あの場所のことをよく知らない人が書いてる言葉になんて別に傷付いたりしない。ちゃんと音楽や場が好きな人が、ひいてはカルチャーを愛している人が身を晒して綴った言葉を読んでいると、何が正しかったのかわからなくなってしまうし、自分のとった選択が知らない誰かを傷付けてしまう可能性に怯えてしまう。好きだったものが悩みの種になってしまうことが嫌になる。ただ好きなだけでいたかったのに。おかしいよな、こんなの。でもやっぱり何が正しいのかなんて答えはまだないと思うから、だから考え続けて自分のなかでのベターを選んでいくしかない。それが例えベストじゃないとしても。こんな風に気持ちを決めても、また迷ったり不安になったりすると思う。前もそうだったし。一週間前に書いた自分の文章さえ、自分じゃないみたいだ。それでもその時その時で考えるしかない。

少なくとも自分は、"みんなが我慢してるんだから"みたいな正義(のようなもの) は絶対に振りかざしたくない。みんながひとつなわけがない。自分で考えるしかない。月は信じられないくらい丸くて、8月はまだまだやっぱり暑くて、夜になるとお腹は減るし横になったらものすごく眠い。こういう何でもない日のなかで思ったことを忘れないように言葉にしてここに書いておこうと思ったことを思い出した。名前のつかない一日の中でも思ったことはあるんだから。

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