anomeno

神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2019.07.06

怠惰ここに極まれりな一日だった。朝起きて洗濯をして、まったりしながらtofubeatsのThree The HardWareの新しいエピソードを見る。パーゴルさん、愛おしい。あのチンチンクリックのトラックを全部捨てられる意識が好きすぎる。一気にRPG風荘厳サウンドに舵を切るもバグってしまうところとかめっちゃ笑ってしまった。自分は人が機材をいじっている動画を見るのがとても好きなのでこういうのは永久に見ていられる。トラックメイカーはみんな首の振り方がかっこいい。おれもあんな風に首を振れるようになりたい。アゴから入る感じ。

 

無印のスパイスレカレーを作った。ナスを足した。大吾に倣って和だしを入れてみたら美味しかった。カレーを食べながらストレンジャーシングスS3の2話を見る。最高に面白い。みんな大好き。大切に1話ずつ見るね。

 

録画してた「セブンルール」の山戸結希監督の回を見る。うそ。見たのは木曜の夜くらい。書き忘れてた。むちゃくちゃ良かった。YouTubeにあがってるぷらすとの「2017年の映画を語る」の回かな?多くは語られていなかったけど「山戸さんは実力のある監督だけど、こんな映画の撮り方をしてたら10年後も同じようには撮り続けていられない。現場のスタッフがついてこない。」みたいなニュアンスで語られていて、その片鱗が感じられるようなドキュメンタリーだったんだけど。(極端な例だろうけど、前髪一本の位置が気に食わずに1日の撮影を流してしまうとか)でも、そこにこだわれなかったら、映画監督ってなんだよって思うけどな。そうじゃなかったらあんな映画撮れないでしょ。本屋さんを歩く山戸さんが「入社1年目社員のエクセル技術」という一冊の本のタイトルからこれを手に取る人の姿を想像している場面があった。誰がこんな本読むんだろう、みたいなものにもそれを手に取るに至るまでの誰かの物語がある。入社一年目、田舎から出てきたら若者が誰かに認められたいと、自分の能力のなさに焦りやストレスを抱えながら必死に何かを身につけようと、辿り着いたのがその1冊かもしれない。それが正しいかどうかなんてのは無論どうでもよくて、そういう人がいるということを想像できることこそが映画や物語を作ることの一歩なのかもしれない。

 

あまりに体がバキバキで辛すぎたので、マッサージに行ってきた。人生で二度目。楽になった、気がする。利き手と歩く時にカバンをどっちで持つかを当てられた。さすが!って言いたくなった。