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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2019.06.09

平日に宅配便が受け取れないと、休日はラッシュである。朝起きて、洗濯をして、デスクとターンテーブルとレコードを収納する棚を受け取って、必死に組み立てた。どれだけ説明書を見ながら丁寧にやろうと思っていても反対に取り付けたりしていて、やり直さなきゃならなくなるところが自分の本当にダメな部分だ。

そんなことをしながら、録画している水曜日のダウンダウン、ゴッドタン、ロンハー、ドキュメント72時間を見る。水曜のさらばのやりとりがむちゃくちゃ面白い。そういえば、K-PRO主催のお笑いライブ、10分ネタ縛りの回のチケットが無事取れたので見に行ける!楽しみすぎる。出演が、さらば、かが屋、Aマッソ、四千、ランジャタイともう最高。この調子で仁義なきネタライブも無事に取れてほしい。

 

腐女子、うっかりゲイに告る」をたまってた4話分くらいを最終回まで一気に見る。むちゃくちゃよかった。特に7話。体育館のシーンから最後の教室のシーンまで、ちょっと姿勢を正して見てしまった。藤野涼子さんは松岡茉優の陽性と蒼井優の陰性を兼ね備えているような気がする。改めて、違いをわかった気になるのではなく、わかろうと想像することがとても大事だと月並みながら思った。

ここ最近、思うことがある。「女性で煙草を吸う人は〜」とか「タトゥーが入っている人は〜」とか、特定のことからその人の人格まで決めつけるのむちゃくちゃ嫌いだ。何があったわけでもないけど、ふと駅を歩いたりしてる時にそれを思って、むちゃくちゃ腹が立った。カテゴリへのイメージを個人の印象にしちゃいけない。ドラマや映画を見ていても、そういうことを感じるととてもストレスになる。「昨日何食べた?」における、ゲイってこんな感じでしょ?感とか特にそう。

優れたアートは現実にエフェクトをかけると、ここ最近強く思う。自分はそういう偏見を持ちそうになったとき、今年見た映画「ブラック・クランズマン」と思い出して、ああはなるまいと身を正し、「アベンジャーズ:エンドゲーム 」を思い出して、アベンジャーズならこんな事はしない。と真面目に自分を振り返ったりする。その一つに「腐女子、うっかりゲイに告る」もなると思う。自分がもしあの体育館にいたら。もし壇上に立ってるのが自分のと友達なら。と考えてみる。