選んだ基準は"ただ好きだった"とかよりも、何度も何度も繰り返し見たり聞いたり読んだりしたものかどうか。水分や栄養分よりも自分の話す言葉や考えることに多分に影響を与えてくれたもの。順不同です。個別にコメントもめちゃめちゃ書きたいので時間ができたら追記する(つもり)です。
1. ママタルトのラジオ母ちゃん/『マクドナルド』/『劇場版まーごめドキュメンタリー まーごめ180キロ』
一人の男がつまらない人生に絶望している。男が目線を上げ、黄色のMを見つけると視界は輝き彩られる。なんて幸福な漫才なんだろう。ビッグマックセットを注文して運ばれてくるまでのその数分間の幸福度。誰かを傷つけるとか傷つけないとか、そういう次元とは別の幸福の笑い。ラジオにしろ漫才にしろ、自分はママタルトの底抜けの幸福に文字通りこの一年支えられました。笑うって幸せで一番大事だよなってめちゃめちゃ思った。
2. ダウ90000/『ずっと正月』『いちおう捨てるけどとっておく』『深夜1時の内風呂で』『耳をかして』
演劇公演はどちらも自分の人生においてかなり重要な瞬間になった。来年どころか今後も絶対絶対何としてでも行きたい。その他『10000』『あの子の自転車 vol.9』も見に行った。コントだと『ピーク』『今更』『出囃子』がめちゃめちゃ笑いました。
3. サウナ PARADISE
東京は三田にある銭湯をリノベーションしたサウナ施設。シンプルイズベスト。ノンストレスこそがいちばんの快楽への近道。お気に入りのサウナを見失っていた私の文字通り楽園になりました。近くにあるゼロワンカレーをサウナ後に食べたらもうそれは極楽浄土。
4. 平方イコルスン『スペシャル』
今年いちばん物語としての衝撃を受けた。同時にミニマルなディスコミュニケーションとして彼女たちの中に自分を見た。大切な人のことを知りたい。自分の好きなことも知ってほしい。でもそれはすごく勇気がいること。その一歩を踏み出すことの物語。しかし世界は当たり前な顔をして残酷に進んでる。
5. さくらももこ『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』
めでたく12月にBlu-rayが発売されていつでも見ることが出来るようになったけど、今年夏にこの映画をフィルム上映で映画館で観れたのは自分にとって大きなことだった。忘れていくであろう色んな瞬間に想いを巡らせた。大切な人にも見てほしいと思った。
6. カネコアヤノ/『わたしたちへ』『ワンマンショー2022冬』『単独演奏会2022秋』『ワンマンライブat渋谷WWW』
都内近郊であったカネコアヤノのライブには絶対に行かねばならないと言う使命感に駆られていた。と言うよりも行かずにはいられなかった。特に上に挙げた公演は強く記憶に残る。
7. 文学フリマ
本というものを通して何かが繋がる場としての意味を改めて感じた。それは価値よりも意味がある。来年は出展したいな。
8. マユリカのうなげろりん!
ラジオは個別で面白かったものを取り上げようかと思ったけど、今年は特にうなげろりんでした。富士山登山回と中谷DJ披露回も好きすぎました。#37において聴ける、人が本当に嬉しい時の反応と、#67の言葉とやりとりの面白さが特に好きでした。
9. OMSB『ALONE』
分断を繰り返す大衆
10. ドキュメント72時間/『"どろんこパーク"雨を走る子どもたち』『宮城・生花店 あなたを思う春に』
11. ぶち抜く吉田
12. 脳盗/『奇奇怪怪明解事典』『品品』
13. エリックサウス・マサラダイナー
14. 中田敦彦『中田の漫画プロジェクト制作中止になりました【曼荼羅東京】』
15. 大前粟生『きみだからさびしい』
16. M-1グランプリ2022/三遊間『万引き』『張り込み』、ハイツ友の会『野球』、チェリー大作戦『犬』、シシガシラ『浜中クイズ』
17. チャンスの時間『ブレイキングヤンチャオーディション』
18. 柴田聡子『ぼちぼち銀河』
19. 藤岡拓太郎『ぞうのマメパオ』
20. 渡辺あや『エルピス-希望、あるいは災い-』
21. Pharrell Williams,21 Savege,Tyler,the Creator『Cash In Cash Out』
22. 高円寺『蟹ブックス』
23. 生方美久『silent』
24. 三宅唱『神木隆之介の撮休』第5話「優しい人」
25. マット・ダファー、ロス・ダファー『Stranger Things Season4』
26. ROSALIA『SAOKO』
27. Awich『Queendom』
28. 藤本タツキ『さよなら絵梨』/『チェンソーマン』第102話「セーブザキャット」
29. 永井みみ『ミシンと金魚』
30. Breaking Down
31. フェイクドキュメンタリーQ
32. 『2700八十島のメンタルの話』
33. 魚豊『チ。地球の運動について』
34. Red Bull RASEN/BIM、Skaai、田我流、Bose(prod. tofubeats)
35. いぬ『夢の中で』