何かの夢を見て起きた気がするけど忘れた。一向に仕事のやる気が出なかった。美術館に行きたいという欲だけがある。特に気になっている展示があるとか、行きたい場所があるわけでもなく、ただ行きたいだけ。普段からよく行くなんてことはなく、2年に1回くらいそういう波が来る。
ふと思い出したことがあった。静岡旅行に行った同僚がご飯を食べてる時とか、しきじに着いた時とかに「写真撮りましょうよ」と言ってインカメラを向けた。まじで普段やらないことすぎたのでびっくりしたし、自分とのツーショット撮ってどうするんだろうとか思ったけど、絶対そういうことじゃないんだなと思った。
お昼に昨日のM-1準々決大阪会場の配信を観た。おもしろの波。どんちっち、バッテリィズ、チェリー大作戦、セルライトスパ、三遊間、ヘンダーソン、たくろう、ハイツ友の会、デルマパンゲ、さや華、カベポスター、マユリカ、ロングコートダディが好きでした。とりわけ、チェリー大作戦のネタは感動すら覚えるくらいに面白かった。目には見えないものの笑い。この中から多くても10組くらいしか通らないなんてやばすぎる。
そう。この時期になってきたら自分は大体M-1のことしか考えていません。口を開けば「やばいね、M-1…」しか言わなくなっていきます。
仕事を早めに切り上げてまたしてもルミネtheよしもとへ向かう。M-1準々決勝の最終日程のチケットが幸運にも当たったのです。まーじでとんでもない空間だった。約3時間強、39組のネタを見続けてへとへとになったけど幸福な空間だった。ステージ向かって左端の席だったのだけど、漫才を終えて捌けていくコンビの顔がどうしても見えてしまって、それが全員かっこよかった。マイクの前とは明らかに違う緊張と解放を感じる顔。
Aブロック、今日の空気を作った忘れる。で最初の呼吸困難になった。カゲヤマの誰もが展開をわかっていながらも笑ってしまう感じ、もうイチウケと言ってもいいくらいの爆笑を起こしていたのも清々しかった。エバース、ななまがり、ウエストランド、真空ジェシカ、令和ロマン、ヤーレンズ、シシガシラ、ニッポンの社長、まぁ挙げたらキリがない。しかし、なんと言ってもママタルトだった。もちろんネタの内容には言及しないけど、一言で夢みたいなネタだった。自分は初見だったんだけど、多分単独とか他のライブでも結構やってるのかな。確実にこれはいった！って感じの爆発点が後半いくつもあって涙しそうになった。というか笑いすぎて泣いてた。悉く予想を外す人間ですが今年の優勝はママタルトです。というかもうおれのなかで優勝してます。
