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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2022.11.15(不安なんて無用でハッピーエンドロール)

仕事もそれ以外のこともあんまりうまく行っていないような気がして朝からどん底みたいな気持ちで起きた。どん底のくせに無印の冷汁ご飯を美味しく食べた。録画してたエルピスの4話を見てさらにどん底の気持ちになった。どんなに強く決意した想いも打ち砕かれて、諦めてしまうこと。恵那と岸本のぐるぐる入れ替わる関係。絶望的なラブシーン(と呼ぶべきじゃない)のこと。

仕事やそれ以外のことも、多分上手く行ってる時の方が少なくて、それでも大丈夫なときとそうじゃない時があるだけな気がする。今は大丈夫じゃないだけ。そうなると積んでた積木を崩すみたいにいろんなことを突き放したくなる衝動に駆られるけど絶対そんなことはしちゃだめだと日々寸前で思いとどまっている。そんなエゴじゃなくて誰かのことをちゃんと考えたい。

駅へ向かう道を歩いていたら、通りの家の玄関に上着がビニール袋に入れてぶら下げてあって、「子供服の上着の落とし物です」と張り紙がされていた。優しいなと思った。嫌なことと同じくらい優しいものも落ちてる。会社に着いて自動販売機でコーヒーを買おうとしたら、自分の前に並んでいた人が小銭を入れて直立していた。どうかしました?と聞いたら「小銭が余ってしょうがないから。好きなの押しな」と言った。小銭が余ってしょうがないことなんてない。まじすか!ありがとうございます!といってコーヒーのボタンを押した。お釣りで出てきた十円玉も返すのを断られたので、自分の手の平で握った。仕事はやっぱり自分のコントロール出来ないところで上手くいったり、いかなかったりした。

一緒に静岡旅行に行った同僚が昨日『すずめの戸締まり』を見てきたと言っていたのでお昼に感想を話し合った。自分が勧めた「ママタルトのラジオ母ちゃん」をGERAをダウンロードして聞いてくれていた。嬉しかった。一番好きな映画は?と聞かれて『アメリカンスリープオーバー』です。と答えたことはちゃんと覚えてくれていて、見ようと思ってると言っていた。うれしかった。

仕事を終えて、ルミネtheよしもとに行った。オズワルドと真空ジェシカのツーマンライブ。遅めの20時開演なのはありがたい。2組とも明日にM-1の準々決勝を控えていて、2ネタずつ披露したのだけど、このネタで勝ちに行くんだという気合いを感じるくらいに仕上がっていてめちゃくちゃ面白かった。

少し前までYouTubeで美容の動画を見るのにハマっていて、影響されて始めた洗顔、保湿のおかげで顔面の肌治安がかなり良かったはずなのに、ここ最近の生活の乱れで一気に荒れてしまった。自分が美容動画を観て学んだのは、とにかく肌を刺激しないこと、人によって合う合わないがあること、まずは基本的な生活をちゃんとすること、の3つだったはずなのに一番大事なところを崩してしまった。

Laura day romanceの『happyend|幸せな結末』という曲が、折りに触れては何度も聴き続けてしまうくらいには好きだ。「大切なんて雨の日に思い立ったから言ったんでしょ」という口にしたことはないけれど、とても実感のあるリリックが特に好き。「クラクラしてしまうくらい」という強調の後に普通は接続されないであろう「寂しい」が続くのも好き。12月25日にHomecomingsとの2マンライブがあるのだけど、どうせM-1と被ると思ってたら1週ずれてた。勢いで行きたい。

 

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