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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2022.01.24(本を作ろうとした、1日目)

意外と何かを作ろうとした過程を赤裸々に記録しておいたら面白いんじゃないかと思って自分が本を作ろうとしている過程を日記の中で残してみる。飽きてやめてたらごめんなさい。誰に謝っているのかもわからない。

数日前友達と会って、どんな本にしたいかという話をした。夜の下北沢の道を歩きながら話した。スタンダードな本の作り方すらわからないのに印刷業者に依頼して出来るような本じゃ嫌だ。という傲慢な思いが自分の中にはあった。無秩序なものが作りたいみたいな思いがあった。だってこんな散漫な日記を元に本を作るんだから本の形だって散漫にしたいじゃん。文章以外にもいろんなものを載せたいし、それに合わせて紙の種類だって変えたい。夢だけが大きくなる。夢だけ見ながらぐるっと歩いて駅に戻ってとりあえずイラストを書いてもらうためにまとまった文章を送る約束をして駅の改札で別れた。

今日、思い立ってMacのPagesを立ち上げてなんとなくこういう構成にしようかみたいなそれっぽい考えでテキストを並べてみた。並べたはいいものの改行すると段落下の空白がやたら大きくなったり、フォントの変換がめんどすぎて一瞬でやる気がなくなってしまった。結局画面には白い空間だけが広がっている。絶対に上手くやる方法がある、と思いつつもすでにPCの電源を切りベッドに入ってしまった。道は長くゴールは遠い。どうすりゃいいんだ。