今日は会社でお休みとりましょうの日だったので休み。雨の音を聞きながら目を覚ました。先週10日休んで、今週4連休とかもういよいよ働かない身体になる。新しいパソコンで最新verのGaragebandをいじってみたりPodcastの編集とかしてたらお昼になった。今週末に東京藝大大学院の馬車道キャンパスである映像研究科、坂元裕二ゼミの朗読作品発表会の申し込みに当選したメールが届いた。インスタかTwitterでひっそりと告知されていたのを見て即申し込んだ。倍率上がるのを恐れてリツイートとかしなかったんだけど実際どうだったんだろう。無事、お昼の部と夕方の部を確保できた。楽しみ。チケットといえば、D.A.N.の新木場スタジオコーストのチケットを完全に取り損ねた。新しいアルバムを聴いてこれは行かねばと思っていたのにこの始末。嘆いていたら、席数追加で後日再販のチャンスがあるそう。やったね。一時期、ポップ至上主義というかオーバーグラウンドに発信する気概のないものなんて、とやばい思想を拗らせていた時期にD.A.N.とかをめっきり聴かなくなってしまった。でも自分も世界も変わって、『NO MOON』はもうアンダーとかオーバーとかそういう境界こそ一番どうでも良いと思えてしまう快楽のアルバムだった。
夕方に有楽町に向かった。久しぶりに交通飯店行きたい〜と思って向かったら全然定休日だった。中園亭も閉まってしまった今、有楽町の中華は食べられないのか…とへこんで歩いていたらとんかつ屋さんがちょうど開いたところだったので入った。直後、見る見る内に行列ができて行って初めて有名なお店なんだと知った。とんかつ「あけぼの」でした。ふと目線を上げると飾られた色紙には鈴木もぐら、水川かたまり、の文字が。まじかよ。奇しくも聖地巡礼してる人みたいになってしまった。カツ丼、信じられないくらい美味しかったし店員さんがとても好きでした。
隣にいる人が小さい虫に反応してそこそこ大きな声を出してすごいびっくりしてしまった。
ヒューリックホールに移動して「空気階段の大踊り場」観た。ヒューリックホールに行くたびに未だに日劇だよなぁと思ってしまう。
内容については、まだネタバレは避けてね。とのことだったので詳しいことは書きませんが、ここ1〜2年の空気階段を取り巻く空気がコンパイルされてた空間でした。もぐらがキングオブコント優勝した時に言っていた「今まで関わってくれた全ての人に感謝したいです」を地で行くような、あの時のあの人やあの人の痕跡をちゃんと残しておこうとするような、そんな時間でした。岡野さんもいつだって最高。2時間半たっぷりだったのでほとほと疲れて会場を出た。まだ雨が降ってる。
今日もSNSを見て苛ついたり腹を立てたり、悲しくなったりしている。いくつかの話題があって、でもいずれの問題もその中心にあるのが自分の好きな映画でそれが本当に嫌になる。まじで根本が腐りきってるんだなと思う。出来ることはまじでなんでもしたい。みたいな気持ち。悩ましいのは、例えばハラスメントの問題を抱えている映画館を観客として選ばないという選択肢が支援にもなんにもならないということ。少なからずそこで働いている従業員の方々はいてその人たちに全く非はないのだから。でもそんな人が運営しているところに行きたくないという自分の生理的な反応にも抗えずにいる。だから早いこと根源を燃やしきってほしい。それが簡単にできないから問題なのだろうけど。あと、『エターナルズ』にまつわるあれこれが飛び交ってるのも本当にキツい。それが映画の良し悪しじゃなくて多様性をどう扱うかみたいなことなのが本当にキツい。そもそも、多様性という言葉を使って議論されてるのがほとほとアホらしい。極論で自分の差別意識を通そうとしている奴にも腹が立つ。どうして自分の当たり前が世界の当たり前だと思えるんだろう。電車の中、目を閉じたくなった。
