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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2021.11.17(ステップがバラバラなままだがグッとくるグルーヴ)

別にこれは最近の特定のことに関することじゃない。仕事から帰ってきたらM-1の予選を見てるか寝てるかしかしてない自分がちゃんとTVを見てるわけがないので。いや、それは言い過ぎか。録画していた渡辺あや『今ここにある危機とぼくの好感度について』のラスト2話を見たりした。ドン引きのタイムラグ。もうひとつドン引き情報言うと、『コントがはじまる』の最終話もまだ見てないです。そんな人です。何かって、ミソジニーとかフェミニズムってもっと気軽に話せないものだろうか。何を悠長なこと言ってるって思われても仕方ない。悠長なことを言ってると自分でも思う。でも明らかにアウトなことを言ったりやったりする輩は例外にしたって、何がアウトなのかもわからないままの人や、そもそもそれがどういう意図でどういう文脈で発された言葉か吟味しなきゃいけないものについて狩って周るのはやっぱりどうも不健康に見えてしまう。だから許してくれ、なんて絶対に言わない。でも「それって普通にアウトだよ」「そうだよね。ごめん。」ってもっとライトに会話出来たらなぁとは思う。誰が良いとか誰が悪いとかそういうことじゃないという前置きはするにしたって、男性の軽率な発言とか、そもそも根深くこびりついた性差とか、無意識な目線とかは絶対にあるから。それが無いとは言わせない。自分は大丈夫なんて人はこの世界のどこにもいないと思う。当たり前だけど自分も含めて。まずその状態から向き合って、どうしていったらいいか話を始めたい。こんなん悠長だよなほんと。今さら何言ってんだよって感じだよね。でもアリかナシかの判定だけしかないなんて辛すぎる。指摘したり改善したり反省したりしたいし、烏滸がましいけど男性性の中で生きる男性の気持ちだって自分は話したい。というかやっぱり男か女かの2択のステージに別れて話をするなんてそもそもつまらなすぎると自分は思う。言いたいことがかなり発散してきた。良くない。とりあえず、まじで『プロミシング・ヤング・ウーマン』をちゃんと見るところから始めませんか。それは言い換えれば、現実をちゃんと見てから話を始めませんかってことです。最後にもう一度言いますが、別にこれは特定の出来事や発言を発端にして思ったことではないです。ずーっとそう。

今、怒りを向けていいのは日本のディズニーおよびソニーにだけだ。『スパイダーマン:No Way Home』の予告見た。あんなもん見せられて公開が各国から1ヶ月遅れですなんて馬鹿げてる。技術的、配給的な問題で遅れているならまだしも、そこに明確な理由がないのだから。いや、本当は理由はあるんだろうけどそれは勝手な都合で理由とは言わないし映画を楽しみに待ってる人に対する侮辱でしかない。自分は『ブラックウィドウ』の劇場公開時にも散々言った。東宝、松竹はじめ大手シネコンが一斉に手を引いて公開館数が激減してる状況なんて異常でしかない。その状況にも理由はあったかもしれないけど、それもまた理由ではない。ただの勝手な都合。『最後の決闘裁判』のパンフレットが作られないのだって勝手な都合。本当どうにかしてくれ。どんだけキレてんだ自分は。

明日M-1の準決勝進出コンビ発表されますね。現時点で大阪2日分と東京1日目の準々決勝の配信を見終わったけど、まじでわかんないです。ネタバレ的な意味でちょっと迂闊なことを言えない時期にもなってますが、モグライダーがすごいということだけは残しておきます。

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