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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2021.11.02(M-1の3回戦見た)

いっぱい寝た。グミ食べた。そういえば昨日会社のお昼休みにご飯食べてる時に、奇奇怪怪の「おじいちゃんこれはジョーンだよ!」と「あれはたしかにジョーンじゃった」のくだりを思い出してひどくツボに入ってしまい、笑いを堪えるのに必死だった。眉間に思い切り皺を寄せて唇を噛み締めたけど、我慢すればするほど脳内で再生されてキツくて下向いた。

 

お昼に近くの町中華でラーメン食べた。竹の子ラーメンと呼ばれるラーメンが有名らしいので食べてみた。死ぬほど美味しい。メンマの甘さと素朴な中華スープに涙しそうになった。

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有楽町近辺に行った時は必ずシャンテの日比谷COTTAGEに行くで有名なわたし。乗代雄介『旅する練習』を買った。昨日手紙をもらった友達に返信をしたくなったのでレターセットも一緒に買った。紅鹿舎でコーヒー飲みながら手紙を書いた。手紙を貰うのも書くのもとても良い。何も考えていなくても、鉛筆を持って便箋に向かうと自然とすらすら文字が書ける。近くのポストに投函した。

その後、よしもと有楽町シアターにM-1グランプリ3回戦を見に行った。今日が最終日程。出演者は以下参照あれ。

去年予選を見に行った時にも思ったけど、44組漫才を見続けてると体力的にも精神的にも普通に面白くてもなかなか声を上げて笑えなくなる瞬間がくる。それをひっくり返してくるコンビの地肩の強さみたいなのはここへきてかなり大きくなる気がする。3回戦というのは非常に微妙な位置付けで、置きに行ったら普通に落とされるけれど同時にYouTubeで配信もされるので強いネタをそのままかけると後々の新鮮味が奪われてしまうところがある。今日見てるなかでも明らかに温存してるコンビもいれば、仕上げて狙いにきてるコンビのどちらもいたように思った。お笑いライターではないので自分がむちゃくちゃ笑ったコンビを以下列挙。

演芸おんせん、人間横丁、ダンビラムーチョ、マリオネットブラザーズ、ストレッチーズ、ダイタク、大自然、オズワルド、オダウエダ、さすがに、あ間違った。さすらいラビー、ダイヤモンド、にぼしいわし、ななまがり、男性ブランコ、見取り図、というとこでしょうか。客席ウケはさすがに、あ間違った。さすらいラビー、ななまがり、男性ブランコが頭ひとつ抜けてた印象。人間横丁は初めて見たけど、緩いタッチで漫才をメタ的に俯瞰するネタでめっちゃ好きだった。オダウエダはいつだって最高。ビルにあんかけをかけたいというそのテーマだけで愛せる。ダイヤモンドもむちゃくちゃ良かった。コント漫才なのに直立で言葉だけ掛け合うネタ。ダイヤモンドに攻めてるネタとかましてやシュールなんて言葉はあんまり使いたくない。だって普通にあれが面白いんだもの。オズワルドは単独で尺長めにやってた運転のネタをたたいてコンパクトにしてたけどなんとなく勝負ネタには置いてなさそう。にぼしいわしは地球最後の日に食べるのを日替わり定食Bにしたらどうなるというこれまたテーマだけで愛せるネタ。これは好みも入ってるとは思いますが、四千頭身は置きにいってるのか、そもそも取る気がないのかもわからない出来に見えて心底ガッカリしてしまった。全体を見て、改めて自分は枠とか構造で笑わせてくる漫才が好きだし素直に笑えると思った。関係性の笑いみたいなものにはあんまり魅力を感じない。ちなみに公開されてる大阪予選のネタだと侍スライスのネタがむちゃくちゃ好きで今日3回くらい観ました。"汚れき票"というワードチョイスがさりげなく完璧すぎる。

せっかく東京駅付近に行ったのでインデアンカレーを久々に食べて帰った。ラランドのニシダさんが横断歩道を渡ってるのを見た。