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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2021.09.11(今日もまたネイビーの時間)

起きてzoomで賃貸仲介業者の人から物件の案内をしてもらった。自分で散々賃貸アプリで検索していても見つからなかった良さげなところを紹介してもらった。終盤明らかに巻きにかかってる感じがしたので、察して切り上げた。ご飯を食べてから近所の図書館に行った。少し前に、会社の先輩に最寄りにこんなでかい図書館があるのに行かないなんて損してるよ!と強く言われたのを思い出したのと(言われた当時はまったく響かなかった)、黒沢清の対談集がどうしても読みたくて、でも買うと結構お金かかるなあとか思ったので図書館を選んだ。自分の住んでる区内では一番でかい。図書館に行くのが学生の時以来だったし、地方の図書館に比べたら圧倒的に広くて新しいので普通に驚きまくった。ここにある本全部無料で読めるの!???と図書館の概念を疑いたくなった。まずは貸出カードを作った。もうすぐ引っ越すのに…と思いながら。パソコンで検索して『映画のこわい話:黒沢清対談集』を書庫から出してもらった。なんでも借りてみたくなるけど、とりあえずプラスでこだまさんの『いまだ、おしまいの地』を借りた。DVDもあるしCDもある…。すごい。なんとなくチケットぴあを覗いたら今日からaikoのライブのチケットが販売開始で何と東京公演の1日目のチケットが残っている。2021年のうちにaikoは絶対観ておきたい!と思ったいたので友達を誘って行くことにした。楽しみ。電車に乗ってウエダアツシ『うみべの女の子』を見にいった。メインの2人の石川瑠華さんと青木柚さん、そして中田青渚さんと前田旺志郎君が演じる人物の実存感は良かった。でもやっぱりノれなくて、自分は普通に原作もそんなに好きじゃなかったんだなあということを改めて思ったりした。セックスで対人関係を浮かび上がらせるのって普通につまんなくね、と思ったりした。例えそこから浮かび上がるのが空虚だとしても手法に新鮮味がない。終盤のシーンもコテコテすぎて映像として見るにはちょっとToo Muchだった。なんだあの味気のない高波の映像は。それにしても観客の男女比が半々くらいだったのはちょっと意外に感じた。帰ってきてそうめんを茹でて食べた。眠気に負けそうだったけど、友達から連絡が来てリモートで話した。話してたらいつのまにか日を跨いで空が知らんできた。あんなに眠かったのに目が冴えて今これを書いている。夏目さんがひさしぶりに日記を更新していて嬉しい。