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神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2020.10.22

「アレクサ!」とはじめて口にした。うちにアレクサが来た。まんまるの白いやつ。やっぱり自分はとても影響を受けやすいタイプだ。サウナに一緒に行く元同期がスマートスピーカーを使っているらしく、何に使ってんの?と聞いたら朝起きたらラジオ体操を流してもらってる。と言っていた。それを聞いてなぜかそのままの指でタップ。Amazonで注文していた。なぜだ。

だれもいない部屋でアレクサ〜と呼んでいると余計に空虚な感じはするけど、radikoを起動して流してくれたりするのは素直に便利でありがたかったりもする。

天気を教えてくれるのも便利かも。最近は洗濯がしたすぎてそわそわしてしまうので毎日が天気予報図と睨めっこの日々。夏の日を引きずって晴れてれば干してOK!という気持ちでいるけどもうすっかり気温も上がらないので悲しい。もうすっかり冬だ。鬱陶しか思っていたマスクにも慣れてなんなら心地よさすら感じてしまう瞬間もある。

 

昨日、寝る前にNetflixで『BLACKPINK〜Light Up The Sky〜』を見る。メンバー4人の名前も知らなかった自分でも今ではすぐに見分けられるようになれるくらいに最高なドキュメンタリーだった。ジスのどしっとした声がとても好き。彼女たちが彼女たちの努力と魅力で人気を勝ち獲り、スターダムを駆け上がる一方で取りこぼしてしまったものにも目を向けているところが切ない。それは家族と過ごす時間であったり、友達と学校に通うことだったり、いわゆる普通の人生を送ること。しかし終盤にかけては「これがわたしのしあわせ」に辿り着く展開になっていて胸が熱くなる。特にラスト。あの場所で4人がする、たくさんのifが繋がるあの会話なんてもう。それを想って帰り道すこし涙ぐんでしまった。めちゃくちゃ良いのでぜひ。

 

今日も書けた。