anomeno

神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

冷たい枝豆と温かい枝豆ならどっちがいい?

タイトルに意味はないです。毎日書くことは出来なくなったけど不思議と変な罪悪感や使命感もなく、書きたいことが出来たらまとめて書く、という自分なりのペースが出来上がってきた。のであんまりタイトルに日付をつける意味はなくなってきたというか。思いつきで意味のないタイトルをつけたい。

 

28日

友達と待ち合わせて上野「北欧」へ。前回行った時に人で溢れかえっていたのが脳裏に蘇ったけど、今回は午前中なのもあってかそれほど混雑もしていない。改めてじっくりサウナに入る。サウナは100℃越えのベーシックなサウナだし、水風呂もいたって普通なのに何故か心地いい。無論、外気浴はビルの隙間を吹き抜ける風がばしばしくるので最高の天然設備なのだけど、それにしても俄然ととのえる。基本is最強。差し込む日差しと吹き抜ける風のなかで目を閉じて微睡む。ふと目を開いて露天風呂の注意書きを見ると、「トゴール湯」と言う名のその湯は新潟県栃尾で採れた鉱石が原料となっているらしい。故郷にほど近い場所である。やっぱり生まれ育った故郷の水は身体に馴染むのかなぁなんて思いながら湯に浸かる。サウナを出てくさくてきたねぇ上野の町の居酒屋に行って友達とお酒を飲む。サウナを出た後だからかわからないけど、食べるものすべてが美味しかった。なぜかそのあとで上野動物園に行った。人生初の上野動物園だった。檻のなかにいる動物は大抵、1種類につき良くて2〜3匹。1匹のやつも結構いる。制限された空間にだれも居なくて自分ひとりとか寂しいだろうなあとありふれたことを思う。クマがいることを紹介するクマおじさんと、トラを引きつけるトラおじさんがいた。多分アンオフィシャル。どっちも写真撮りたかった。上野動物園を出ると台湾フェスなるものがやっていたので行ってみる。海賊盤カセットテープが売っていたり、オリジナルデザインのTシャツとかお皿が売っていたり、しかもどれも台湾の若者発信のものらしくて面白かった。ステージでは台湾版Suchmosのようなバンドが演奏していた。昨今のブームが来てからは初めてタピオカミルクティーを飲んだ。タピった。なにあれ。めっちゃ美味しいじゃん。友達の次の予定まで1時間ほど。何をするにも微妙なタイムリミットの中で、トイレットペーパーを切らしていることを思い出した。じゃあ買いに行こうと言うことになったものの、上野駅をトイレットペーパーを持って歩いている人を今まで見たことがない。まして、電車に乗りながらトイレットペーパーを持ってる人見たことがない気がする。なぜならそれは電車を降りて駅を出て家まで歩く途中に買えばいいからだ。しかし、そうは思ってももう戻れない。「免税」とでかでかと書かれた薬局で8ロール入りのトイレットペーパーを買って上野駅から電車に乗る。見渡してみるもやっぱり自分の他にトイレットペーパーを抱えてる人はいない。久しぶりにたくさん動いたのでトイレットペーパーを抱えながら寝た。楽しかった。

 

29日

起きて洗濯。掃除。激落ちくんとクエン酸粉末で台所シンクと洗面台をこする。スーツをクリーニングに出す。ゴッドタンとアメトーーク、どちらもお笑い談義で良かった。くさくてきたねぇ錦糸町まで「宮本から君へ」を観に行く。好きか嫌いか、両方が同じだけある自分にとっては一番めんどくさくて難しい映画だった。もやもやと考えながら帰路に着く。