anomeno

神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

2019.07.19

会社をほぼほぼ定時で上がってオウガユーアスホールのライブに行く。ライブ前に友達と待ち合わせて兆楽で瓶ビールをかましてからライブに向かう。脳汁ドビュドビュの最高のライブでした。我を忘れてしまった。ライブ終わり後に友達とお酒を飲みながら最近のこととか音楽のことを話す。フジロック、メンツで行くフェスを選ぶのだとしたら今年が最後かもしれないみたいな話をした。あの雰囲気で今のトレンドになったフェスが現れたらいいのに。なかなかうまくはいかない。

 

本当に、目を背けなたくなるようなニュースばかりだ。なんで、なんでこんなことが起こってしまうのか、とやりきれない思いばかりが募ってしまう。悲しいとか、怒りとか、そういう単純に言語化できる言葉ではない、やり切れなさで溢れている。こんなにも理不尽に人の命って奪われていいものなのか。そしてそんな世界で自分も生きているのかということ。でも、そんなことを思いながら眠った自分は今日、好きなバンドのライブを見て楽しんでいる。人の悲しさや怒りは確かにそこにあっても日常に消えていく。涙を拭ったその手で、人はお米を研いだり、好きは人に触れたりする。それは何も間違ったことじゃない。生きていれば当たり前のことでしょう。それでもそういう感情が生まれたことにうそをついてはいけないと自分は思う。