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anomeno

神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

ここ最近のこと

その他

 

出来るだけたくさんのことを文にしたいなと思います。

そうは思っても大半は最後に消したくなってしまうのでまずは、そう思わないようになることから。

 

 

 

 

 

先日、新潟LOTSにてクラムボンのライブを見た。

新作「triology」を携えたツアーであるとともに20周年記念を祝うツアーでもあったからか、この曲はやってね!おねがい!ってところはほとんど外さないセットでした。

会場にいるファンの年齢層は比較的高めで、見た目で学生を探すのが困難だったくらい。それなのに、ライブ中の男女交互にコーラスを歌うとかそんな、(まあよくよく考えてみれば割とありがちな)やり口も成立してしまうような雰囲気がとても心地よかった。

 

 

 

 

 

例えば、みんなが揃って手を挙げたり、歌ったりする箇所があったり。そういう空間もすごく楽しい。

でも逆に、誰かの何気ないタイミングで上がるヒュ〜(字面で見ると情けない)って声にものすごくテンションが上がる時もある。

要は楽しみ方なんて人それぞれ、強制はしないからみんな好きなように楽しんで!っていうクラムボンの一貫したスタンスが滲み出るような空間だった。それは20年続けてるからなのか、人によるところなのか。どっちもあるのかな。

とにかくこんな自由で楽しい空間が愛しくてたまらなかった。終わってしまうのが惜しかった。一緒に行った友人とライブハウスを出て開口一番出たのは「楽しかった」や「あの曲が良かった」ではなく、ため息だった。

「ああ。終わってしまった。寂しいな。」という気持ちでいっぱいだった。好きな人や友達と丸一日一緒にいたりすると別れた後にぽっかりとぼーっとしてしまうようなあの感じにとても似ている。

 

とにかく、シカゴという曲のイントロはこの世の幸せをすべてつめこんだような音なのですよ。

 

 

僕は次いつクラムボンに会えるのだろう。

 

 

あ、フジロックだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前に、"ここ最近しみじみ「いい曲だなあ…」と呟いた曲"と題していくつか紹介しましたが、そのつづき。

 

 

嵐のあとで / Galileo Galilei

 

ひええええ、ひたすらいい曲だ!

いいポイントを挙げてたらきりがないんだけども、アニメ映画の主題歌という普遍的なものでありながらも自分たちの好きなものを落とし込んでいるところがとても好感がもてる。

例えば、Aメロで鳴っているリバーブがかったバッキングギターなんかはTychoだったりWashed Outだったりチルウェイブを感じさせるし(ジャケットなんか見た感じがするなあと思ったら…)、イントロのボリュームペダル奏法なんかは言わずもがな。

 

歌詞も、「遠い/近い」「雨/晴れ」と終始ピントの合わない描写が点を打つように(もしくは風景写真のように)流れていきながらも、終盤に「タオル」というとても身近で普遍的なものにピントがふっと合うところがもう!たまらない!

 

 

 

 

GIRL AT THE BUS STOP / シャムキャッツ

 

一日の始まりに車の中で聴きたくなることがとても多い。本当によく聴いています。

 

今と過去(10年前)、男性視点と女性視点をひょいひょいスライドしながら進む、元カノらしき人をバス停で見かけた男のさあどうする!という物語。(文字にすると軽くてなんか嫌だな。)

 

彼女ってば

彼の何かを勘ぐって

ねえ行こうよって走り出す

空には月が輝いていて

テトラポットが波を砕く

 

はあ。淡い…。一瞬にして景色が浮かんでしまう。憎い。

そして、これまた最高なギターソロを経て最後のサビにつながると、

 

 

彼ってば

もう間に合わないってわかってるのに

息切らして走り出す

後悔になんて唾を吐け

いつかの天使が笑ってる

僕は未だにあの夏の夜のことをよく思い出す

空には月が輝いていて

テトラポットが波を砕く

 

一気に最初のサビとはまた別の切なさ!!天才か!

最後の二行は全く同じだけどすこし輪郭がかわって聴こえる。

まさに、「過去に背中を押されて走り出す」という部分。これを書いていて思い出したのが、2015年冬ドラマの「問題のあるレストラン」の中のあるセリフ。

 

 

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このドラマも本当に大好きだったんだけどそのなかで特に印象に残っているセリフで。

過去に追いつかれて対峙しなければいけないこともあれば、その逆に背中を押されることもある。なにも全部が後ろ向きじゃあないんだな。

 

 

最後にもう一度、話をシャムキャッツの方に戻す。 

上に書いた最後のサビの歌詞の後、一行だけ歌詞は続く。

 

またね またね

 

なんと余韻の残る締め。

きっとこの「またね」は"good bye"でも"see you"でもなく”take care”なんだろうな。という想像。

 

 

TAKE CARE

TAKE CARE

 

 

 

またね。